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動画の一番最後の質問の回答は、以下の文章を読んでからご覧くださいませ。

《質問》

早速質問なのですが、トレーニングする部位において、最適な組み合わせ、または逆に(大筋群は除き)組み合わせると効果的ではないという部位同士を教えて頂きたいのです。

 

現在私は、大筋群である背中と脚を組み合わせることはありませんが、それ以外は二頭と腹とか、三頭と背中とか適当に組み合わせたり、時間がない時もしくは仕事で疲れているときなどは一部位のみなど(最近仕事による疲れが抜けなくて)で何とかやっている次第です。

 

もちろんこれは良い流れとは思っておりません。なんとか基本となるベースを築きたく思っておりますが、どんな種目の組み合わせによるメニュー組みを基準にしていいのか自分でも分からなくなっているのが正直なところなのです。

 

それでもじぶんなりの試行錯誤は続けておりますが、それどころか近頃はそれに対して不安の大きさの方が募ってきており、次第に自信がなくなってきております。

こんなことを言うと、「何を情けないことを言ってんだ!」と一喝されそうですが、それでもそんな私の背中を少しでも後押ししていただきたく、お便りさせていただきました。もちろん苦言も覚悟しておりますので、どうかより良き道へのお導きをお願いいたします。

《yoshi回答》

yoshiです。

実は私も以前はよくメニューや組み合わせ、スケジュール等にかなり頭を悩ませました。ですので、お気持ちわかります。

 

が、

 

でも決して、焦ったり、不安に感じたりは

 

“負のスパイラル”

に入り込んでしまう可能性が高くなるのでそんなに深刻にならないように注意したほうがいいでしょう。

 

さて、そのように私も結構試行錯誤してきましたがふと考えると、今は、そのように考えることがなくなりました。

 

なぜか?

それは私の中で軸ができたからです。

本質がわかったからです。

 

それがなにか、と申しますと・・・

“囚われなくなった”

ということです。

“縛りがなくなった”とも言えるでしょう。もっともっと柔軟になったのです。今まではすべての部位を均等に、っていう一番の呪縛にかかっていました。でも、そうしなくてもいいんですよ。

 

だって普通に考えて、発達の遅れているところを優先して鍛える、っていうことは"見た目”を改善していくという肉体作りにおいてはなにも間違ったアプローチではない、からです。

 

これが"見た目を改善していくという肉体作り”の1つめの本質です。

 

で、2つ目が

 

回復の常識からの脱却です。

 

今まではとにかく教科書的な常識を守らなければと、同一部位を2日連続でやる、なんてことは考えられませんでした。しかし、そんな教科書的なことを一回壊して、“自分の体で試してみよう”と思ったのです。

 

もちろん、さすがに2日連続でやると、力は落ちるし、筋痛も出づらいとこでさえ多少はありますので、力は落ちますが、それを割りきって、

 

「今日は筋破壊を狙うのではなくて、神経との連携をメインにしよう」

などと考え、そのように強度を落としたトレーニングにするのです。

発達が遅れている、ってことはその部位にあまりうまく刺激が乗っていない、ってことも数ある要因のうちの大きな1つ、と私は考えていますので、そのようにアプローチもできるわけです。

あとは2日連続でダメなら、1日空けて、それでもダメなら2日空けて、それでも、なんかしっくりこないなら3日空けて、と部位ごとにいろいろやってみたのです。

 

それをすることにより私の場合、肩と腕がここ数年でかなり進化を得ることができました(肩腕を優先的にやってきました)。例えば、忙しくてしばらくトレーニングをスケジュール通りに出来なかったとします。

 

再開時は順番から行くと胸、なのですが、そこは胸ではなくて肩または腕からやります。なぜなら胸より肩腕の方を大きくしたい(弱いので)からです。

 

私の場合、背中は比較的良いと自分で評価しているので必然的に背中は後回しになります。

背中に負けないくらいの(背中に追いつくように)肩腕脚胸を鍛えなければなりません。

 

このようにあまり

 

“常識”に囚われずにやっていくことが重要です(ある程度基礎が出来ている方は)。

 

ただし、全てを無視しろ、と言っているわけではありません。諸先輩方の知識や経験を踏まえつつ、自分でどんどん"やってみる”ってことが重要、と言っているのです。

色々細かいことも言及しておきたいのですが、メールではなかなか伝えきれないし、また時間と労力ということもありますので、このへんで失礼させていただきますが、どうかこの回答から本質をしっかりと見据え、参考にやっていただけたらとおもいます。

 

それでは要件のみで恐縮ですが失礼します。

 

今後ともよろしくお願いします。

 

yoshi

 

P.S
いただいた質問に単刀直入に答える場合も以下に示しておきます。

 

> 早速質問なのですが、トレーニングする部位において、最適な組み合わせ、または逆に(大筋群は除き)組み合わせると効果的ではないという部位同士を教えて頂きたいのです。

誰にでも最適な組み合わせというものはございません。また組み合わせると効果的ではない部位同士、というのもないでしょう。

 

 

> 現在私は、大筋群である背中と脚を組み合わせることはありませんが、それ以外は二頭と腹とか、三頭と背中とか適当に組み合わせたり、時間がない時もしくは仕事で疲れているときなどは一部位のみなど(最近仕事による疲れが抜けなくて)で何とかやっている次第です。

もちろんこれは良い流れとは思っておりません。

 

いいえ、忙しいなりにそのようにやっていることはとても順応性があり、臨機応変であり、良いとおもいますよ。

 

 

>なんとか基本となるベースを築きたく思っておりますが、

 

たしかに基本となるベースは作っておくべきですが、現代の忙しい私達は"臨機応変”にやっていくことのほうが重要だとおもいます。

>どんな種目の組み合わせによるメニュー組みを基準にしていいのか自分でも分からなくなっているのが正直なところなのです。

 

上でも言いましたとおりそこはあまり深刻にならないことをおすすめします。

 

 

 

>それでもじぶんなりの試行錯誤は続けておりますが、

 

その試行錯誤の姿勢、チャレンジ精神が重要です。

 

 

 

>それどころか近頃はそれに対して不安の大きさの方が募ってきており、次第に自信がなくなってきております。こんなことを言うと、「何を情けないことを言ってんだ!」と一喝されそうですが、それでもそんな私の背中を少しでも後押ししていただきたく、お便りさせていただきました。

 

とにかく、ちょっとこう言うと語弊や、誤解を受けてしまうかとおもうので、言うのも憚れますが(絶対に悪い身ではとらないでください)所詮

たかがトレーニング

です。

しつこいようですが悪い意味では決してとらないでください。だって、このトレーニングでご飯食べているわけではないですよね。

トレーニングで国を背負って国民の期待が一心に背中に乗っているわけではないですよね。

数カ月後にボディービルのコンテストを控えているわけではないですよね。

トレーニングで試行錯誤することを楽しむのはいいですが、それによって不安や心配で、自信を奪われてしまうほど、真剣にトレーニングをやっている、という姿勢はとても評価できますし、嬉しいですが、ただいつも俯瞰できる目も同時に持っていてほしいとおもいます。

QOL向上のためにトレーニングをしているわけですから。

以上、私の意見が参考になれば幸いです。

各コースの詳細は以下をご覧ください。

パスワード不要です。

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